主安全弁
発電所のボイラー、圧力容器、減圧・減温装置等に使用されるバルブです。これは、圧力が最高許容圧力値を超えることを防ぎ、作業時の装置の安全性を確保するのに役立ちます。
1、媒体圧力が設定圧力まで上昇すると、導圧安全弁が開き、導圧管内の媒体が導圧管から主安全弁のピストン室に入り、ピストンが強制的に下降し、バルブが自動的に作動します。開きます。インパルス安全弁が閉じると、ディスクも自動的に閉じます。
2、シール面はFe系ステンレス鋼を肉盛溶接にて製作しております。熱処理によりディスクの耐摩耗性と耐エロージョン性が向上します。
1、主安全弁は装置の最も高い位置に垂直に設置してください。
2、主安全弁は、主安全弁の蒸気排出過程で発生するバックシート力を支える絞首台に固定されなければなりません。
3、排気管には、その重量が主安全弁に直接かからないように特別な蓄光器を内蔵するものとする。主安全弁と排気管間の接続フランジにより余分な応力が排除されます。
4、排気管の最下位部では、蒸気を排出する際にウォーターハンマーが発生しないように水抜きを考慮してください。